萬事如意 ~松任三昧~ | |||||
2013年4月1日より「能登有料自動車道」が「能登里山里海街道」となり全線無料化を受け行って参りました七尾市へ! 国史跡、日本百名城&五大山城の『七尾城』へ。 1420年代に能登畠山氏によって標高400mの山の尾根に築かれた山城です。 車で本丸の下まで上がることはできますが、徒歩で山麓2時間かけても登って行けるそうです。 山腹の駐車場から調度丸に踏み入れると、立派な石垣が姿を表します。 本丸の石垣もしっかり残っており、本丸からは七尾湾が一望できます。 中世の名城は時代と共に役目を終え、織田信長に任ぜられた前田利家が能登に在国したおり、 現七尾市街小丸山城に移った為、しばらくすると廃城となったお蔭で、本丸をはじめ尾根に散らばる 城郭を構成する曲輪がはっきりと残っており、戦国時代初期の中世の名城に思いを馳せられます。 各曲輪とも切り立った崖で仕切られており、正に難攻不落を誇った山城の風格が見て取れ、 中途半端に足を踏み入れれば、急な階段と急斜面に四苦八苦されること請け合いです(苦;) 是非スニーカーで。 こちらは前田利家が、七尾城から移った小丸山城です。 1581年に前田利家が能登一国の国持大名として七尾入りしてから、 1年後に小丸山城を築き、加賀に領土を加増され金沢へ拠点を移すまでの 1年居ただけ(ほとんどは戦地)のようですが、その後は兄の前田安勝が七尾城代として入場し、 治めたとのことです。
by island_hs
| 2013-04-29 23:14
| 出かけたこと(能登)
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